白髪染めの時間はどれくらい？目安時間や美容院と自宅との違いを徹底解説

白髪染めをする際、時間の目安はどれくらいなのか？気になりますよね。また、美容院で行うか、自宅で行うか、どちらがおすすめなのか？という不安や疑問もあるはずです。

この記事では、白髪染めにかかる時間について、個人差や美容院と自宅での違いなどを詳しく解説します。また、白髪染めの値段、頻度、仕上がりなどを美容院と自宅で比較します。

白髪染めの所要時間・施術時間について

白髪染めにかかる時間は、個人差や使用する染料の種類、染める場所など、いくつかの要因によって異なります。まずは、所要時間（総合時間）について解説します。

個人差について

白髪を染めるのにかかる時間は、個人の髪質に影響されます。例えば、もともと髪が細くて明るい人は、染まるまでの時間が短くなる可能性が高いです。逆に、髪が太く、色が濃い人は、時間がかかる可能性があります。

>> 白髪染めはいつから始めるべき？

美容院・ヘアサロンでの施術時間について

美容院では、プロのスタイリストがお客様の髪質を見極め、どのような染料を使用するのが最適かを判断します。サロンにもよりますが、ヘアサロンの場合、1時間半〜２時間ほどかかります。

さらに、スタイリストが髪を染めるための準備として、色をよくするためのブリーチを塗る必要がある場合もあり、その場合はさらに時間がかかることがあります。

自宅でのセルフ施術時間について

一方、自宅で染める場合は、時間がかなり縮小できます。自分の髪を染めるための準備が楽なだけでなく、場合によっては「ながら作業」をしながら染めることも可能です。そのため、慣れれば1時間未満で完了できます。

白髪染めの目安時間について

白髪染めをキレイに染めるための目安時間について、具体的にご紹介します。

美容室・ヘアサロンのヘアカラー放置時間は15分~30分

美容院では、白髪染めにかかる時間は15分～30分程度が一般的です。この時間は、髪の長さや髪の太さ、スタイリストが髪を染めるための準備に必要な時間によって変わります。

美容院での染め置きにかかる時間は、一般的に15分～30分と言われています。ただし、これは染料の強さ、個人の髪質、使用する方法などいくつかの要素に影響されます。

自宅で自分でヘアカラーする際の放置時間も15分~30分

自宅で自分で白髪を染める場合、ヘアサロンに通う場合よりも時間がは短時間で済ませることが可能です。ただし、最初の1回目だけ、説明書を読んで理解することに加え、染料を塗り始めるまでの準備時間や手順が不慣れなので、時間がかかるでしょう

しかし、2回目以降、手順や段取りが慣れていくので、通常の15～30分程度で終わります。慣れてくれば、動画を見ながらだったり、家事をしながらなど、「ながら作業」で時間を有効に活用して時間ロスを減らすことも可能です。

>> 切れ毛・枝毛を増やさず白髪を染めるなら

白髪染めの放置時間

染料を放置する時間も、白髪染めの仕上がりに影響します。平均的な放置時間は15分～30分で、強めの染料を使う場合も、30分以内をおすすめします。

ただ、白髪染めは、髪への負担が大きいため、染める頻度が多い白髪染めには、あまりおすすめしません。美容院で染める場合も、白髪が伸びてきた根本「リタッチ」だけにする理由は、それだけ白髪染めが髪にダメージを与えやすいためです。

ヘアマニキュアの放置時間

ヘアマニキュアにかかる時間は、使用する方法によって異なりますが、通常30分以内です。

髪を染めるなら、ヘアマニキュアやトリートメントタイプが１番おすすめです。

ヘアマニキュアが良いとされる１番の理由は、通常の白髪染めよりも髪に負担が少なく、さらにツヤ髪や髪質改善の効果がある商品が多いため。白髪染めは、根本が伸びる度に染める必要があるため、髪への負担が少ないものを選ぶ必要があります。

ブリーチの放置時間

ブリーチは、スタイリストが髪を染めるための準備として行うことが多いようです。このプロセスは、方法と髪を明るくするために必要な時間にもよりますが、最大で1時間以上〜2時間かかることがあります。

また、ブリーチの場合、日本人の髪の色素は赤みが多いため、希望の色によっては、複数回のブリーチが必要になります。もちろん、その場合、髪にはかなりのダメージを与えてしまうことになります。

白髪染めするなら、美容院か自宅どちらがおすすめ？

白髪を染める場合、美容院に行くか、自宅で自分でやるか、どちらかを選ぶことになります。

どちらの方法にもメリットはありますが、費用や回数、仕上がりなど、さまざまな要素を考慮して、自分に合った方法を選ぶことが大切です。今回は、この2つの選択肢を比較して、あなたに合ったベストな選択をすることができるようにご紹介します。

白髪染めの時間｜美容院と自宅で比較

美容院と自宅染めのどちらを選ぶか決める際、大きなポイントとなるのが「所要時間」です。一般的に、ヘアサロンに行くと、スタイリストが必要な器具や製品を揃えているので、工程は早いのが普通です。

しかし、染まり具合のチェックをしたり、ヘッドスパがあったりと、ヘアサロン・美容院は、リラクゼーションサービスも含まれているため、通常の白髪を染めるという時間以上の時間を要します。

一方、自宅で白髪を染める場合は、時間をどのように使うかもあなた次第。白髪を染める時間は、自宅でも美容院でも15～30分程度は変わらないので、ながら作業しながらするのか、お風呂で湯船に身体を浸りながら読書して待つのか、好きに時間を活用できます。

白髪染めの値段｜美容院と自宅で比較

白髪染めは定期的に染める必要があるため、費用も考慮すべきです。美容院に行くか自宅で染めるかで、かなり変わってきます。美容院に行く場合は、美容師の人件費やサービス、プロが使用する薬剤の費用がかかります。一方、自宅で白髪を染める場合は、商品代だけで済みます。

また、ヘアマニキュアタイプのものであれば、髪に負担も少なく、1回分の費用はたった90円程度。コスパを頻度を考慮した場合、確実に自宅で自分で染める方が安くできます。

白髪染めの頻度｜美容院と自宅で比較

白髪染めの頻度を上げたい人は、自宅でセルフで白髪染めすることをおすすめです。

ヘアサロンでは、美容師に頼ることができるため、リタッチといって、白髪が伸びた根本だけ手直しをすることができます。しかし、白髪が伸びることは自然現象なので、気になる度に通うと、あなたの時間も費用もかなり奪われてしまいます。

それに比べ、自宅で自分で染める場合は、髪に負担が少ないヘアマニキュアタイプを選べば、髪質をキープしながら使用頻度を上げることができるため、白髪が目立たない期間をしっかり維持できます。

白髪染めの仕上がり｜美容院と自宅で比較

染め上がりの仕上がりも、重要ですよね。美容院に行く場合、美容師を信頼して、色や仕上がりを確認することができます。自分の見えない後頭部などもチェックしてもらえるため、アドバイスを受けることも可能です。それに比べ、自宅で染める場合は、全体の工程に目を配ることが難しいため、仕上がりにムラが出ることが予想されます。

しかし、ヘアマニキュアを使って自分で自宅で染める場合、髪全体に馴染ませて使えるため、「部分染め」を意識する必要はありません。むしろ、髪質改善効果が含まれているため、使う度に髪全体をコーティングしてくれる効果もあります。

>> もみあげの部分染におすすめなのはどれ？

まとめ

いかがでしたか？今回は、美容院で染める場合と自宅で染める場合の長所と短所をご紹介しました。

白髪染めは頻度とコスト、また仕上がりをどれほどキープできるかが重要です。見た目の印象に大きく影響するため、メンテナンスを怠ると、年齢以上に老けてみえるため、マイナスな印象を与えてしまいます。選ぶ染料によってかなり効果も変わってくるので、上手に取り入れて、若々しい印象を保ちましょう。

>> 白髪と薬膳・漢方の効果について